虫歯の予防の目的は「口内を清潔に保ち、健康な身体をつくる」ことです。
虫歯は、細菌によって出来るものですが、幼少期に母親から感染することがほとんどです。
では、一度口内に虫歯の菌が侵入すると、虫歯になるしかないのでしょうか?
そんなことはありません。
日々のケア、歯科医できちんと検診することにより、健康な歯を保つことができます。
歯科医院のイメージは、「歯が痛くなったら行くところ」ですが、欧米などの予防歯科先進国では「虫歯や歯周病にならないために、予防として利用するところ」という考えです。
ですので、70歳での平均残存歯数は、日本では8本なのに対し、スウェーデンでは20本と、大きな差が出ています。
歯は一度失うと二度と生えてくることはありません。健康な身体は健康な歯から。予防歯科の重要性を認識し、日々のケアに努めましょう。